「音程」が音の高さだと一般に認識されてしまってる1番の要因は通信カラオケだと僕は思っている

大手二社の採点画面では「音高」の事を「音程」と表記しています

辞書を見ても「音程」には「絶対的な1音の高さ」とはどこにも書いてません

ら抜きとかと同じで、意味が通じたら会話としては問題ないとは思うけど、音楽講師くらいは正しく使いましょう☆

ちなみにある音からある音の音程を採点してるから音程で合ってるんじゃないか?って思う人は例えば半音ズレたまま音程は完璧にズレずに歌ったら0点になるから、やはりカラオケでは「音高」のことを一般に分かりやすいように敢えて「音程」と表記しているのだと思います

僕もレッスンで口頭では生徒さんに瞬時にイメージしてもらうために「音高」のことを「音程」と呼んでいましたが最近はなるべく「ピッチ」と呼ぶようにしています

初心者なら「ピッチってなんですか?」ってなると思いますが一度説明しておくと、その後はずっとピッチで通じるから良いですよね。